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2022.09.29

葉加瀬太郎氏との限定コラボレーションモデル『トラベルセトロ・ヴィトレ』

2022年6月に発表したエベラールと音楽家・葉加瀬太郎氏とのコラボレーションモデル『トラベルセトロ・ヴィトレ』日本限定50本が、2022年9月、ついに予約開始となります。

現代の音楽界の先駆者として活躍を続ける葉加瀬氏。

ファンとの交流も深く、彼を讃える声は日本のみならず、世界中にまでおよびます。

18年からはオンラインバイオリンスクール「葉加瀬アカデミー」を手がけ、東京藝術大学客員教授としても学生へ指導を行うなど、幅広く“音楽人”にその魅力を伝え、音楽界の一角を担っています。

「いつか自分の名前を冠した時計を名門ブランドから発表することが夢だった」という葉加瀬氏。

今回のコラボレーションが実現したのは、葉加瀬氏が以前からエベラールの4カウンターモデル『クロノ4』を愛用していたことがきっかけでした。

コラボレーションのベースモデルとなったのは、1996年発表の『トラベルセトロ・ヴィトレ』です。

『トラベルセトロ』は、オーバーサイズウォッチのトレンドの先駆けとなったモデル。

今では希少な手巻きの機械式ムーブメントを搭載し、レトロな風合いに時刻の読みやすさ、毎時18000振動のロービートの音色が特徴です。

葉加瀬氏らしいエレガントかつ遊び心のある今回のコラボレーションモデルは、日本限定50本。

本モデルだけの特別仕様3点を、ご紹介します。

1. 葉加瀬氏オリジナルのダイヤル塗装

文字盤のアラビア数字の「8」と「2」の部分には黒のスーパールミノバ塗装が施されています。

これは葉加瀬氏ご自身が監督を務めるレーベル HATSの名前の同音であるHA (8) TS(2)から着想を得たもの。

2. サイン入りのケースバックに、限定本数のロゴ刻印

ケースバックのサファイア・クリスタル上には、葉加瀬氏のサインがスクリーンプリントされています。

こちらはデザイン段階の図面。ケースバックには葉加瀬氏のサインに加えて、限定モデルを表す文字、限定生産数の「〇/50」の刻印が入っています。

3.オリジナル刻印入りレザーストラップ

アンティーク加工が施されたレトロ感あふれる天然レザーのストラップには、葉加瀬氏のバイオリンの刻印が入っています。

今回の特別モデルは、『トラベルセトロ・ヴィトレ』の持つ魅力はそのままに、葉加瀬氏ならではのユニークな仕様を盛り込んだ日本限定品です。

このコラボレーションに際しての葉加瀬氏からのコメントは次の通り。


「いつかは自分の 名前を冠した時計を名門ブランドから発表することが夢でした。

イタリアファッションが好きなので、エベラールは憧れのブランド。

このモデルは非常にエレガントでありながらも、 8と2に遊び心が入っているので大変気に入っています」


ここからは、コラボレーションモデルの詳しい仕様をご紹介します。

葉加瀬太郎氏 コラボレーションモデル仕様 

REF : 21120.18 HAK CP (Limited Edition)

価格:616,000円(税込) 

ムーブメント : 機械式、手巻き、6時位置に秒針 

ステンレス・スティールケース

ケース径43mm、ケース厚 10.70mm、ラグ幅21mm 

裏蓋:葉加瀬太郎氏のサイン入りシースルーバック、サファイア・クリスタル、8つのネジ止め式によ る固定、50本限定の刻印(刻印はオプション)

ベゼル:ポリッシュ仕上げ

ストラップ:バイオリンが刻印されたアンティーク調レザーストラップに、ブラックファブリックベルトのセット

防水性:50m防水 

リューズ:”E”の文字入り

ガラス:ドーム型サファイア・クリスタル (反射防止加工)

文字盤:ブラックダイヤルのアラビア数字8と2に黒のス ーパールミノバ塗装。その他の数字はC1白の スーパールミノバ

針:時針及び分針はC1白のスーパールミノバ付リーフ針、秒針はバトン型

ユニークな仕様を盛り込んだ、葉加瀬氏との日本限定コラボレーションモデル。

今回の葉加瀬氏とのコラボレーションモデルは、BEST ISHIDA様での限定販売となります。

2022年9月26日より先行予約受付開始。

販売は2022年11月を予定しています。

商品ページ、店舗情報はこちら

BEST ISHIDA 特設ページはこちら ↓ ↓

ここからは、今回のコラボレーションのベースとなったモデル、『トラベルセトロ』の歴史をご紹介していきます。

大型時計のパイオニア、『トラベルセトロ』の歴史

1996年に発表された『トラベルセトロ』。

当時には衝撃的だった直径43mmのケースを採用し、「大型時計のパイオニア」として業界を牽引してきました。

故ジャンニ・アニエッリがオン・ザ・カフス(シャツのカフスの上に腕時計を着けるスタイル)で着用したことにより、世界中のファッション・アイコンとなりました。

1994年、CEOのパルミロ・モンティは、ラグジュアリーになりすぎずも印象に残り、かつ当時のトレンドだった「控えめ」な時計と一線を画す時計を作り出せないかと考え始めました。

パルミロが思いついたのは、「誰も想像したことがないような大きさで、クラシックなフォルムを持つ、まるで懐中時計(ポケットウォッチ)のような腕時計」。

当時の腕時計のサイズは36mmが主流。

そんななかで直径43mmの腕時計を作ろうとする彼に、周りは大反対しました。

「さすがに大きすぎる」

「鍋みたいに見える」

「シャツの袖口を台無しにしてしまうのでは?」

しかしパルミロには、この時計が受け入れられるという自信がありました。

「今にわかる。これからは大型時計の時代が来る」

彼の読み通り、『トラベルセトロ』のサイズ感は一大トレンドとなり、1990年代後半には40mm超の大型時計が続々と発売されることとなります。

現在もなお大型時計が主流であり続けているのは周知の通り。

ちなみに『トラベルセトロ』はイタリアのエミリア・ロマーニャ州にある小さな町の名。パルミロが亡くなった友人を偲んで名付けたそうです。

特許を取得した革新的な構造のリューズは、”Sabord crown”と呼ばれ、潜水艦の与圧ハッチに由来。

”Sabord”はフランス語で、”舷窓”の意味。

防水性を保持しつつ、衝撃や刺激に強く変形しにくい構造を実現。(※現行品のリューズは仕様変更しています)

開発時計用のムーブメントを採用した「懐中時計のような腕時計」

『トラベルセトロ』は、懐中時計用に開発されたムーブメント「ユニタス 6498-1」を搭載。

懐中時計用として70年以上前に登場したこのムーブメントは、スイスの時計製造において最も伝統的で高く評価されているムーブメントのひとつ。

毎時18000振動のロービートの音色が『トラベルセトロ』の持つアンティークウォッチ感を増しています。

『トラベル・セトロ』のコレクションには、

・通常のケースバック仕様

・シースルーケースバック仕様の「ヴィトレ」

・レフトハンド仕様(「ヴィトレ」仕様のみ)

が用意されています。

2022年8月現在、エベラール・ジャパンのフォーカスコレクションはすべて「ヴィトレ」。

手巻きのネジを巻きあげるときのムーブメントの動きを見られるのがシースルーケースバックならではの楽しみと言えるでしょう。

『トラベルセトロ・ヴィトレ』日本フォーカスコレクション

すべてのモデルでステンレス・スティール(SS)ブレスレットレザーストラップファブリックストラップの付け替えに対応。

オプションで、セーフレバー付きクラスプ(デュプロイメントバックル DÉCLIC、特許取得)も装着が可能です。

また、通常のケースバック仕様のモデルもスイスオーダーが可能。

葉加瀬氏とのコラボレーションモデルはBEST ISHIDA限定発売。

2022年9月26日より先行予約受付を開始しております。2022年11月発売予定。

日本限定50本となります。ぜひ店舗にお問い合わせください。

店舗情報、商品詳細ページはこちら

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